Claude カスタムコネクタ:数分で追加、または自分で作る
カスタムコネクタ(custom connector)は、URL を使って Claude をリモート MCP サーバーにつなぐ仕組みです。Claude で「Customize → Connectors」を開き、「+」をクリックして「Add custom connector」を選び、URL を貼り付けて「Add」をクリックします。すべてのプランで使え、Free プランではカスタムコネクタを 1 つ追加できます。必要なツールの URL がない場合は、AnythingMCP が任意の API やデータベースからノーコードで作成します。
AnythingMCP は Claude のコネクタディレクトリに掲載されています。そこで「Connect」をクリックしてサインインするだけで、URL を貼り付ける必要はありません。ほかの MCP サーバーやセルフホストの AnythingMCP は、カスタムコネクタの手順で追加してください。
オープンソース(AGPL-3.0)· セルフホスト可能 · 認証情報は自社インフラに保存
Claude にカスタムコネクタを追加する方法
カスタムコネクタはデバイスではなく Claude アカウントに紐づきます。一度追加すれば、Web、Claude Desktop、モバイルアプリで使えます。Claude Code では同じコネクタを使うことも、ターミナルからサーバーを追加することもできます。
メニュー名は英語で表記しています。Claude を日本語で使っている場合は、同じ場所にある翻訳されたラベルを探してください。
Web 版 Claude.ai:Pro と Max
- Customize → Connectors を開きます。
- 「+」をクリックし、「Add custom connector」を選びます。
- 名前と、コネクタのリモート MCP サーバー URL を入力します。
- 任意:サーバーが求める場合は、「Advanced settings」で OAuth Client ID と Client Secret を入力します。
- 「Add」をクリックし、続けて「Connect」をクリックしてサービスにサインインし、Claude にアクセスを許可します。
チャットで使うには、入力欄の左下にある「+」をクリック(または「/」を入力)し、「Connectors」にカーソルを合わせて、その会話でコネクタをオンにします。
Web 版 Claude.ai:Team と Enterprise
組織にカスタムコネクタを追加できるのは Owner または Primary Owner だけです。ほかのメンバーは自分のアカウントで接続するので、Claude はその人がアクセスできる範囲にしか届きません。
Owner または Primary Owner
- Organization settings → Connectors を開きます。
- 「Add」をクリックし、「Custom」にカーソルを合わせて「Web」を選びます。
- リモート MCP サーバー URL を入力します。任意:「Advanced settings」で OAuth Client ID と Secret を指定します。
- 「Add」をクリックします。
メンバー
- Customize → Connectors を開きます。
- コネクタ(通常「Custom」ラベル付き)を見つけ、「Connect」をクリックしてサインインします。
Claude Desktop とモバイル
Claude Desktop でも手順は同じで、Customize → Connectors から追加します。Web で追加したコネクタは Desktop にも表示され、iOS と Android の Claude アプリでも次回サインイン時に使えるようになります。モバイルでのコネクタ追加はベータ版なので、設定は Web か Desktop で行うのがおすすめです。
claude_desktop_config.json で設定するローカル MCP サーバーは別の仕組みで、Claude Desktop でしか動きません。どこでも使いたいコネクタにはリモート URL を使ってください。
Claude Code
ターミナルからリモート MCP サーバーを追加します:
claude mcp add --transport http <name> <url>例:AnythingMCP Cloud の場合
claude mcp add --transport http anythingmcp https://cloud.anythingmcp.com/mcp次に Claude Code 内で /mcp を実行するか、シェルで claude mcp login anythingmcp を実行して OAuth サインインを完了します。--scope user を付けると、すべてのプロジェクトでサーバーを使えます。Claude.ai アカウントで Claude Code にログインしている場合、Claude.ai で追加したコネクタは自動的に /mcp に表示されます。
カスタムコネクタを追加できる Claude のプランは?
- Free
- カスタムコネクタ 1 つ。
- Pro と Max
- Customize → Connectors から自分でカスタムコネクタを追加できます。
- Team と Enterprise
- Owner と Primary Owner が組織に追加し、メンバーは自分のアカウントで接続します。
手順は Anthropic のヘルプセンターとClaude Code ドキュメントに基づき、2026 年 9 月に確認しました。 AnythingMCP の掲載ページ:Claude Directory の AnythingMCP。
カスタムコネクタが動かない?よくある解決法
「Add custom connector」が表示されない
Team と Enterprise では、カスタムコネクタを追加できるのは Owner と Primary Owner だけで、場所は Organization settings → Connectors です。メンバーには追加済みのコネクタと「Connect」ボタンしか表示されないので、Owner に依頼してください。Free プランではカスタムコネクタは 1 つまでです。既存のものを削除するか、アップグレードしてください。
接続できない、またはタイムアウトする
Claude は、あなたのコンピューターからではなく Anthropic のクラウドから MCP サーバーにアクセスします。Claude Desktop でも同じです。プライベートネットワーク内、VPN やファイアウォールの内側にあるサーバーには届きません。公開 HTTPS アドレスを用意するか、Anthropic の IP レンジを許可リストに追加してください。AnythingMCP Cloud はそのままアクセスでき、セルフホスト環境には公開 URL が必要です。
サインインに失敗する、またはループする
Customize → Connectors でコネクタを切断してから再接続し、サーバーにアクセス権のあるアカウントでサインインしてください。サーバーがクライアントの自動登録に対応していない場合は、「Advanced settings」に OAuth Client ID と Secret を入力します。カスタムコネクタは編集できないため、URL や OAuth 情報を変えるときは削除して追加し直します。
接続済みなのにツールが表示されない
コネクタは会話ごとにオンにします。「+」をクリック(または「/」を入力)し、「Connectors」にカーソルを合わせてオンにしてください。サーバー側でツールを変更した場合は、新しいチャットを始めるか、切断して再接続すると Claude が最新の一覧を取得します。コネクタが多い場合は同じメニューの「Tool access」を確認してください。「On demand」モードでは、Claude は必要なときだけツールを読み込みます。
必要なもの:リモート MCP サーバーの URL
カスタムコネクタの正体は、リモート MCP サーバーの URL です。多くの SaaS ベンダーは URL を公開していますが、ERP、社内 API、SQL データベースなど、実際に業務で使っているシステムには通常ありません。AnythingMCP なら、MCP サーバーを書かずに、3 ステップで任意の API の URL を用意できます。
API をインポート
OpenAPI/Swagger 仕様、Postman コレクション、WSDL ファイル、cURL コマンドをアップロードするか、AnythingMCP をデータベースに接続します。各エンドポイントがツールの下書きになります。既製のコネクタを使えばこのステップは不要です。
Claude に見せる内容を調整
ビジュアルエディターでツール名の変更、説明の書き直し、パラメーターの非表示、デフォルト値の設定ができます。良いツール説明が、推測する AI と確実に動く AI の違いを生みます。
URL を Claude に追加
AnythingMCP に表示される MCP URL をコピーし、上の手順で Claude に追加します。サインインは OAuth 2.0 で行います。同じ URL が Claude.ai、Claude Desktop、Claude Code で使え、ChatGPT、Gemini、Copilot、Cursor でも使えます。
セキュリティチームが承認できるコネクタ
認証情報は常に暗号化
API キーと OAuth トークンは AnythingMCP のデータベースに AES-256-GCM で暗号化して保存されます。セルフホストなら自社サーバー上です。Claude に見えるのはツールだけで、その裏の認証情報は見えません。
すべての呼び出しを監査
各ツール呼び出しの入力、出力、所要時間、ステータスが監査ログに記録されます。
ロールベースのアクセス
ロールごとにツールを許可し、ユーザーごとに MCP API キーを発行できるので、各自の Claude には必要なものだけが表示されます。
既製のコネクタから始めることもできます
DATEV、DHL、Personio、weclapp、Shopware、WooCommerce、Handelsregister、Sorare など多数。認証情報を入力すれば、数分後には Claude でツールが使えます。
マーケットプレイスを見るステップバイステップガイド
よくある質問
Claude のコネクタとは何ですか?
コネクタを使うと、Claude がアプリのデータを読み取り、アプリ内で操作を実行できます。たとえばファイルの検索、チケットの作成、注文の確認などです。Web 版 Claude、Claude Desktop、モバイルアプリ、Claude Code で使え、Claude がアクセスできるのは、そのサービスであなたのアカウントがアクセスできる範囲だけです。
ディレクトリのコネクタとカスタムコネクタの違いは?
ディレクトリのコネクタは既製品で、Anthropic のレビューを受けています。Connectors Directory で見つけて「Connect」をクリックするだけです。AnythingMCP もそのひとつで、ディレクトリで開いて「Connect」をクリックし、AnythingMCP Cloud にサインインするだけです。カスタムコネクタは、自分で運用するものも含め、任意のリモート MCP サーバーに URL で Claude をつなぎます。こちらは Anthropic の検証を受けていないため、信頼できる組織のサーバーだけを追加してください。
Claude にカスタムコネクタを追加するには?
Customize → Connectors を開き、「+」をクリックして「Add custom connector」を選び、名前とリモート MCP サーバー URL を入力して「Add」をクリックします。Team と Enterprise では Owner が Organization settings → Connectors で追加し、メンバーは「Connect」をクリックします。Claude Code では claude mcp add --transport http に続けて名前と URL を指定して実行します。
Claude のコネクタは無料ですか?
コネクタはすべての Claude プラン(Free、Pro、Max、Team、Enterprise)に含まれています。Free プランではカスタムコネクタは 1 つまでです。コネクタの先にあるサービスには別途料金がかかる場合があります。AnythingMCP はセルフホストなら無料で、AnythingMCP Cloud には 7 日間の無料トライアルがあります。
Claude のコネクタと MCP は同じものですか?
ほぼ同じです。MCP(Model Context Protocol)は、AI アプリをツールやデータにつなぐために Anthropic が作ったオープン標準です。コネクタは Claude が MCP サーバーを使う方法で、カスタムコネクタは URL で追加するリモート MCP サーバーそのものです。Claude Desktop や Claude Code で設定するローカル MCP サーバーは、MCP を使うもう一つの方法です。
Team と Enterprise プランでカスタムコネクタを追加できるのは誰ですか?
Owner と Primary Owner だけです。Organization settings → Connectors で組織に一度追加し、その後各メンバーが自分のアカウントで接続します。そのため Claude はその人が見てよい範囲しか見られません。
カスタムコネクタは Claude Code、Claude Desktop、モバイルで使えますか?
はい。Claude アカウントに追加したコネクタは、Web、Claude Desktop、iOS と Android のアプリで使えます。Claude.ai アカウントで Claude Code にログインすれば Claude.ai のコネクタが表示されます。claude mcp add でサーバーを追加することもできます。モバイルでのコネクタ追加はベータ版なので、設定は Web か Desktop で行ってください。
コードを書かずに独自の Claude コネクタを作れますか?
はい。AnythingMCP では、OpenAPI 仕様、Postman コレクション、WSDL ファイル、cURL コマンドをインポートするか、データベースに接続し、ビジュアルエディターでツールを調整すると、Claude に追加できる MCP URL が手に入ります。コードが必要なのは、新しいアダプターを提供するときや、セルフホスト環境をカスタマイズするときだけです。
カスタムコネクタを使ってもデータは安全ですか?
サーバーを誰が運用するかによります。そのため Anthropic は、信頼できるサーバーだけに接続するよう勧めています。AnythingMCP なら、サーバーを自分で運用する(オープンソース、Docker)か、EU(フランクフルト)でホストされる AnythingMCP Cloud を使えます。認証情報は AES-256-GCM で暗号化して保存され、すべてのツール呼び出しは監査ログに記録され、各自の Claude が使えるツールはロールで決まります。
どんな API を Claude コネクタにできますか?
REST(OpenAPI/Swagger、Postman、cURL)、SOAP/WSDL、GraphQL、データベース(PostgreSQL、MySQL、MariaDB、MSSQL、Oracle、MongoDB、SQLite)、そして MCP ブリッジ経由のほかの MCP サーバーです。